購買管理システムは受発注や予約などさまざまなやり取りを管理し可視化するシステムです。広告業においても、売上や会計管理にシステムを導入することで、抜け漏れをなくして経営に役立つデータが得られます。ここでは広告業における購買管理システム導入のメリットと選び方のポイントを解説します。
広告業ではクリエイターやライターが作業を進め、最終的な成果物として納品します。プロジェクトごとに納期が異なるほか、作業者によっても進捗状況が異なるため、進捗状況が把握できるシステムを導入したいところです。
残業代や休日出勤の際の手当の発生状況も確認できると、コストがかかっている部分を可視化できるため無駄を省きやすくなり、利益率の把握にも役立てられるでしょう。
購買管理システムのなかにはシステム必要な機能や課題解決に適した機能をカスタマイズしたり、外部サービスとの連携で利便性を高めたりといったカスタマイズ性にすぐれているものもあります。
自社の業務に適したカスタマイズを施すことで、リアルタイムにプロジェクトを追いながら課題や不満を解決し、業務を効率化できるでしょう。
広告の制作では社内外を問わずさまざまな指示が出されます。やり取りのたびにメールやチャットシステムを使用していると作業にかける時間を割くかたちになり、連絡ミスのリスクもあります。
システムに作業の実施状況やその他の連絡事項を反映できれば連絡ミスの心配がなくなり、連絡にかかる手間も省けるため効率的です。
API連携やファイル転送などのシステム連携を使えば、購買管理システムとは別に使用しているシステムのデータをそのまま呼び出して利用できるようになります。
データの受け渡しがスムーズになり、利用できる機能の幅も広げられます。
期日の確認、締め切りなどが迫った際のお知らせ機能などを使えば、納品や検収、支払いといったプロセスの漏れが防げます。
アナログに予定をチェック・確認する必要がなく、突然スケジュールが変わっても柔軟に対応できるでしょう。
購買管理システムは受発注や計上業務のサポートだけではなく、スケジュール管理も重要な要素になります。作業の無駄をなくし、業務の効率化や作業ミスの防止を目指すためには、進捗状況の確認機能やアラート機能が搭載されているシステムを導入することをおすすめします。
本サイトでは、課題を解決し業務をサポートする購買システムを詳しく紹介しています。購買管理システムの基本やERPとの違い、注意しておきたいポイントなどを幅広くまとめていますので、比較検討の参考にしてください。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
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商品名 | 導入費用 (※独自調査による参考値) |
導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
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SOLOEL | Lightは200万円~ Enterpriseは 1,000万円~ |
600社以上 大阪ガス、オムロン、カネカ、カシオ、神戸市、大京、大成建設、野村ホールディングスなど |
34社 ASKUL、アズワン、Amazon Business、大塚商会、紀伊国屋書店、キングコーポレーション、コクヨ、チップワンストップ、DELL、東京硝子器械、トラスコ中山、ビックカメラ、ミスミ、ミドリ安全、MonotaROなど |
coupa | 1,000万円~ | 2,000社以上 三菱重工など |
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SAP Ariba | 3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
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