そもそも間接材、直接材とは?

購買管理システムでは、間接材の管理に大きなメリットが得られます。直接材との違いや間接材を管理する意味を解説します。

間接材と直接材の違い

直接材とは、直接売上に関わる物品のことです。製造業なら商品の原料・部品が直接材に当たります。

一方、間接材は、商品に直接使われるものではなく、商品を作るために間接的に関わる物品のことを言います。工具や文具、販促に使う資材、制服、他には製品製造に使う燃料も間接材です。

直接材は、直接商品になるものなので、一括して厳重な管理がされていますが、間接材は各部署で調達されることが多く、管理が緩い傾向があります。

削減するべきコストは
間接材

企業として、コストの削減は大切な使命ですが、注目したいのは、間接材のコストです。

直接材は、すでに決まった業者から定期的に購入や大量購入による割引などの交渉もおこなわれているはず。直接材はコストが大きいことから、どの会社でもコスト管理が徹底されているのです。

一方、間接材は、個人や部署単位での発注や必要になった都度の購入、業者の不統一などが多く、まとめて発注するだけでも割引の特典を受けられることがあります。コスト削減につながりやすいポイントなので、間接材をしっかり管理したいです。

間接材購買の課題

コスト削減のためにしっかり管理したい間接材ですが、課題が多いのもまた間接材です。

間接材の課題として多いのは、「部署によって購入先が異なる」「少量で何度も繰り返し購入している」「個人の裁量で購入している」「購買フローが統一されていない」など。

それぞれの部署が別の業者を利用しているため、管理の一元化が難しく、コストカットの戦略を立てづらいかもしれません。

しかし、課題があるからこそ、テコ入れした時の効果は大きくなります。

まとめ

売上に直接関わる直接材と間接的に関わる間接材。直接材は厳しく管理している会社が多いですが、間接材は改善の余地が多い傾向があります。

購買業務を統一するだけでも大きなコスト削減につながるポイントです。業務の効率化にもつながります。

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