パッケージ化されたシステムを自社仕様にカスタマイズできる楽々Procurementの特徴や導入事例をお伝えします。
発注プロセスは整っていたものの、各拠点での運用面が統一されていないことが原因で購買業務が非効率だったことから、クラウド版の「楽々ProcurementII」を導入。派遣業務に標準で対応していることも魅力でした。業務の効率化と購買管理による内部統制の強化が実現しました。
元々別会社だった3工場がそれぞれの発注フローで運用していたため、購買業務プロセスの見える化を軸に購買システムを検討。「楽々ProcurementII」で3工場の購買業務を統一しました。購買プロセスが見える化され、工数が大幅に削減。内部統制の強化も実現しました。
既存の購買システム契約が終了するタイミングで、購買システムの再構築を検討しました。完成したシステムをベースに業務に合うカスタマイズができることやコスト面から「楽々ProcurementII」を導入。総合的な調達業務の効率化、資材コストの削減が実現しました。
導入費用(参考値) | 2000万円~ |
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システム利用料(参考値) | 月額20万円~ |
楽々Procurementには、オンプレミス版とクラウド版があり、自社の業務に適している方を選択できます。完成したパッケージをベースに、カスタマイズを加えて構築を行う形態なので、機能も自社仕様。導入コストを抑えながら最適なシステムに仕上がります。
役務サービスである派遣業務に標準で対応しているのもメリットのひとつです。
ペーパーレス化も実現でき、見積書や注文書、社内でやり取りする購入依頼伝票や検収伝票など、さまざまな帳票類の管理・保管に必要な手間やコストが削減できます。
過去の購買情報が電子データとして保管されているので、そのデータを価格交渉に活かせます。取引先、期間、担当者など、さまざまな切り口でのレポートが出力可能です。購買情報の分析が容易にできます。
事業所ごとではなく集中購買にシフトすることで、発注数を増やすことができ、単価の交渉がしやすくなるメリットがある一方、購買プロセスが煩雑になるデメリットも。楽々Procurementは、見積依頼や発注など、伝票の作成を自動化する機能があるので、スムーズな集中購買をサポートし、コスト削減につながります。
社名 | 住友電工情報システム株式会社 |
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設立年 | 1998年10月1日 |
資本金 | 4.8億円 |
楽々Procurementは、完成品から必要な機能をカスタマイズして自社仕様にした上で導入できる購買システムです。クラウド版とオンプレミス版が用意されています。派遣業務にも標準対応。すべてがデータ化されるので、分析や価格交渉がしやすくなります。
購買システムは様々なものがありますが、自社の課題に合ったものや、導入実績が豊富なシステ ムを選ぶのが失敗しないポイントです。導入費用も高額になるケースもあるので、事前にチェック しておきましょう。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
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商品名 | 導入費用 (※独自調査による参考値) |
導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
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SOLOEL | Lightは200万円~ Enterpriseは 1,000万円~ |
600社以上 大阪ガス、オムロン、カネカ、カシオ、神戸市、大京、大成建設、野村ホールディングスなど |
34社 ASKUL、アズワン、Amazon Business、大塚商会、紀伊国屋書店、キングコーポレーション、コクヨ、チップワンストップ、DELL、東京硝子器械、トラスコ中山、ビックカメラ、ミスミ、ミドリ安全、MonotaROなど |
coupa | 1,000万円~ | 2,000社以上 三菱重工など |
ー (要問合わせ) |
SAP Ariba | 3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
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