機能の取捨選択によって従来のシステムと連携できるEPCUS。intra-martとの連携もメリットです。特徴と導入事例を紹介します。
基幹システムのリプレイスに伴い、購買システムとの統合を検討することになりました。スムーズな導入のため、以前のシステムに似ていたEPCUSを採用。不要な機能を削るなど、カスタマイズできたので、操作性がアップしました。
購入依頼~発注まで、個別のシステムを使用し、会計とも連携されていなかったため、毎月の決算に1週間かかっていました。eマーケットプレイスでの購買に対応できるEPCUSを導入したところ、全プロセスが統合され、決算も2日で終了。業務効率化に成功しました。
表計算ソフトを使って集計していた煩雑な発注業務が、EPCUSを導入して自動集計できるようになりました。過去の取引を検索できず、発注価格のミスが発生しやすかった点も改善。データを活かした戦略的な購買業務ができるようになりました。
導入費用 | 1,000,000 円(税不明) |
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システム利用料 | 1,320,000円(税込) |
必要な機能を取捨選択して、自社にとって効率的な購買システムを構築するのがEPCUSの特徴です。
システム置き換えで導入を検討する場合、これまでに使っていたシステムと連携して違和感なく導入したいという希望が多いもの。EPCUSでは、在庫管理やFAX自動送信などが標準機能になっているので、システムの移行がスムーズです。
ExcelやPDFの帳票出力機能も搭載。完全ペーパーレス化を希望しない企業でも使いやすいでしょう。基幹システムや既存システムとシームレスな連携が可能です。
EPCUSを採用する際は、基盤となるintra-mart(イントラマート)の導入が必要です。intra-martのアクセスセキュリティ機能、ワークフロー機能を標準装備。処理漏れなどのミスを防ぎ、リアルタイムで案件の進捗状況を確認できます。
また、掲示板機能やメール送信機能と連携して業務の停滞を防止。確実な処理と業務の効率化を図ります。
文書管理や販売管理など、他のintra-mart製品も利用可能。機能拡張やシステム連携が簡単にできるようになるのがintra-martを導入するメリットです。
社名 | 日本ノーベル株式会社 |
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設立年 | 1980年4月9日 |
資本金 | 1億円 |
EPCUSの特徴は、既存システムに合わせて機能を取捨選択できることと、intra-martのプラットフォームで利用することです。今まで使っていたシステムの操作性に近づけるカスタマイズも可能。また、intra-martの機能を活用して、処理ミスを防ぎます。
購買システムは様々なものがありますが、自社の課題に合ったものや、導入実績が豊富なシステムを選ぶのが失敗しないポイントです。導入費用も高額になるケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
▼左右にスクロールできます▼
商品名 | 導入費用 (※独自調査による参考値) |
導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
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SOLOEL
![]() 引用元:
SOLOEL公式サイト https://www.soloel.com/ |
Lightは200万円~ Enterpriseは 1,000万円~ |
600社以上 大阪ガス、オムロン、カネカ、カシオ、神戸市、大京、大成建設、野村ホールディングスなど |
34社 ASKUL、アズワン、Amazon Business、大塚商会、紀伊国屋書店、キングコーポレーション、コクヨ、チップワンストップ、DELL、東京硝子器械、トラスコ中山、ビックカメラ、ミスミ、ミドリ安全、MonotaROなど |
coupa
![]() 引用元:
Coupa公式サイト https://www.coupa.com/ja |
1,000万円~ | 2,000社以上 三菱重工など |
ー (要問合わせ) |
SAP Ariba
![]() 引用元:
SAP Ariba公式サイト https://www.scsk.jp/product/common/erp_overview_srm/index.html |
3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
ー (要問合わせ) |