間接材購買でガバナンスが低下する理由とは、部署・部門間にて異なる間接材を仕入れてしまうことに由来します。すると部署・部門間の連携が取りにくくなったり、経営者層が社内全体を把握できなくなったりするためです。そこでここでは間接材購買によりガバナンスが低下する理由を詳しく解説した後に、3つの予防策をご紹介します。
ガバナンスとは、「統治」「管理」「支配」などを意味する言葉です。つまり「企業経営におけるガバナンス」とは、「企業の健全な経営を自社が管理すること」を指します。
間接材購買でガバナンスが低下する理由として、社内におけるツールの規格が雑然としてしまう可能性があることがあげられます。たとえば各部署・部門がそれぞれ間接材を購入すると、社内での統一性が欠かれてしまいます。
部署・部門により導入されているパソコンやソフトウェアなどのツールが違うことも起こり得て、セキュリティが脆弱になることもあるかもしれません。またそれぞれのコミュニケーションも取りにくくなります。
各部署・部門ごとに間接材購買がばらばらになると、各部門同士の連結が難しくなり、ガバナンスが低下する恐れがあります。たとえば導入しているパソコンの機種やスペックが違ったり、異なるソフトウェアを導入していたりすると、部署・部門同士で連携が取りにくくなることもあります。
異なる部署・部門間でデータファイルのやり取りをしようとしても、利用できないとの問題が起きるかもしれません。
間接材購買によりガバナンスが低下する最後の理由は、経営者層が社内を把握しにくくなることです。もし部署・部門間で導入されているツールが異なる場合、経営者層から社内全体が見渡しにくくなります。社内全体を把握できなければ、コーポレートガバナンスは成り立ちません。
間接材購買におけるガバナンスの低下を防ぐには、まず社内での購買方法を標準化するのが欠かせません。購買するツールが標準化されれば、部署・部門間により異なるツールが購買されるのを防げます。
間接材の在庫やコストの把握も大切です。そのためには社内で統一された間接材購買管理システムを構築し、さらに仕入れ価格の標準化をはかることもポイントとなります。
間接材購買の管理を徹底するためには、購買システムの導入が効果的です。購買システムを導入すれば間接材の購買状況や在庫が視認化されて、経営者層からも見えやすくなる上に社内全体の状況を把握しやすくなります。
「間接材」と一言で言っても、部署・部門ごとに「間接材」の範囲が異なることもあります。たとえば消耗品のみを間接材としている場合もあれば、消耗品と備品を含めて間接材としているケースも考えられます。
社内で「間接材」の規定が固定化されていなければ、管理が煩雑になりかねません。「間接材」の規定を明確にすれば、社内全体での統一がはかれ、間接材購買によるガバナンスの低下を防ぎやすくなります。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
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導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
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引用元:
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coupa
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Coupa公式サイト https://www.coupa.com/ja |
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SAP Ariba
引用元:
SAP Ariba公式サイト https://www.scsk.jp/product/common/erp_overview_srm/index.html |
3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
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