SAP Aribaのベーシックな機能を中堅企業向けにパッケージ化した購買システムがSAP Ariba Snapの特徴をまとめました。
公式HPに導入事例はありませんでした
導入費用(参考値) | 1,000万円 |
---|---|
システム利用料 | 月額100万円~ |
SAP Aribaという購買システムの初期設定をテンプレート化して、最短12週間で導入できるようにしたシステムがSAP Ariba Snapです。システムの開発元は、SAPジャパン株式会社。様々な購買システム販売会社がSAP社のシステムを利用しています。
SAP Aribaが大企業向けなのに対して、SAP Ariba Snapは、中堅成長企業向けというのが特徴です。LINE株式会社がSAP Ariba Snapを導入しています。急成長中の企業だからこそ、スピード感ある導入ができるようシステムをよりシンプルに。それぞれの企業に必要な機能を搭載してもらえます。
SAP Aribaと機能が異なるわけではありません。システム導入時の設定を最低限の機能でパッケージ化して、迅速に導入できるようにしているだけなので、システムに慣れて必要な機能が増えたときには追加できます。企業の成長に応じて柔軟に対応できる点も魅力と言えそうです。
調達管理・購買管理・支払管理、それぞれの役割に応じて柔軟に対応できるシステムです。サプライヤーのネットワークが充実していて、日本国内・世界各国の多数のサプライヤーと取引ができます。自社に必要な資材を選定し、適正な価格での購入が可能に。購買プロセスの無駄が削減できます。
企業が成長するにつれ複雑化していく購買プロセスを統一できるのがメリット。サプライヤー毎に違う様式の請求書類や支払い方法などをひとつのシステムに統合できるので、業務がスッキリします。
システム内ですべての処理をおこなうので、購買の情報を抽出・分析して、次のプロジェクトに活かすためのPDCAも迅速に回せるでしょう。担当者による処理ミスや不正取引の防止にも役立ちます。
社名 | 公式サイトに記載がありませんでした |
---|---|
設立年 | 公式サイトに記載がありませんでした |
資本金 | 公式サイトに記載がありませんでした |
Ariba Snapは、SAP Aribaのベーシックな機能をあらかじめ初期設定としてパッケージ化した中堅成長企業向けの購買システムです。SAPが開発したシステムですが、このSAP Ariba Snapを元に、各販売会社が独自のプログラムやサービスをつけて商品化しています。
購買システムは様々なものがありますが、自社の課題に合ったものや、導入実績が豊富なシステムを選ぶのが失敗しないポイントです。導入費用も高額になるケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
▼左右にスクロールできます▼
商品名 | 導入費用 (※独自調査による参考値) |
導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
---|---|---|---|
SOLOEL | Lightは200万円~ Enterpriseは 1,000万円~ |
600社以上 大阪ガス、オムロン、カネカ、カシオ、神戸市、大京、大成建設、野村ホールディングスなど |
34社 ASKUL、アズワン、Amazon Business、大塚商会、紀伊国屋書店、キングコーポレーション、コクヨ、チップワンストップ、DELL、東京硝子器械、トラスコ中山、ビックカメラ、ミスミ、ミドリ安全、MonotaROなど |
coupa | 1,000万円~ | 2,000社以上 三菱重工など |
ー (要問合わせ) |
SAP Ariba | 3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
ー (要問合わせ) |