購買管理システムには、パッケージ版とクラウド版があります。それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
パッケージ版の購買管理システムとは、買い切り型のシステムのことです。一度購入してしまえば、追加費用がかからないことが大きなメリットです。仕様の変更もなく、導入したときのシステムがずっと使い続けられます。
パッケージ版のデメリットは、購入した時からアップデートされないことです。サプライヤーやカタログなどのメンテナンスを手作業でおこなう必要があり、システムがインストールされたパソコンでしか使えません。
クラウド版の購買管理システムは、システム提供会社のサーバーを借りてシステムを利用できるので、利用している間は基本的に使用料金がかかります。また、インターネットに接続している環境でしか使えません。
システムを常に最新バージョンにアップデートできるのが大きなメリットです。パソコンにインストールする必要がないので、いつでもどこからでも権限さえあれば作業できます。パソコンの入れ替えや担当者の配置換えでも引継ぎが楽です。
パッケージ版は、システムやカタログのメンテナンスが大変な上、パソコンや担当者が変わるときのシステム入れ替え作業が発生し、どうしても担当者に依存してしまいます。
せっかく購買管理システムを導入するからには、業務プロセスを統一し、内部統制を強化して、データによるコスト管理をしたいですよね。業務プロセスを設定できて管理者が簡単にデータを把握できるクラウド版がおすすめ。保存したデータがいつでも取り出せるものを選びましょう。
購買管理システムには、パッケージ版とクラウド版があります。それぞれメリット・デメリットがありますが、これから戦略的に購買管理システムを活用したいなら、クラウド版がおすすめです。常にメンテナンスされ、必要な時にすぐデータを取り出せるシステムを選びましょう。
当サイトのTOPページでは、横断検索や集中購買など、便利な機能を搭載したクラウド版の購買管理システムを比較しています。ぜひシステム導入の参考にしてください。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
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商品名 | 導入費用 (※独自調査による参考値) |
導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
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SOLOEL | Lightは200万円~ Enterpriseは 1,000万円~ |
600社以上 大阪ガス、オムロン、カネカ、カシオ、神戸市、大京、大成建設、野村ホールディングスなど |
34社 ASKUL、アズワン、Amazon Business、大塚商会、紀伊国屋書店、キングコーポレーション、コクヨ、チップワンストップ、DELL、東京硝子器械、トラスコ中山、ビックカメラ、ミスミ、ミドリ安全、MonotaROなど |
coupa | 1,000万円~ | 2,000社以上 三菱重工など |
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SAP Ariba | 3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
ー (要問合わせ) |