直感的な操作が可能な購買システムCoupa。導入の際、トレーニングに時間がかかりません。特徴や導入事例を紹介します。
発注から支払まで、すべてのプロセスが電子化に成功しました。また、ビジネスパートナー企業も、支払完了までの取引状況を随時ポータル上で確認できます。クラウドで利用するので、ハードウェアやソフトウェアのインストールも利用料も必要なく、取引先にも利用してもらいやすいです。
導入費用(参考値) | 1,000万円~ |
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システム利用料(参考値) | 月額300万~ |
Coupaは、従業員数が20人からスタートし、4万人までになったアメリカ・カリフォルニア州に本社を構える会社。自社が成長する中で、システム導入に対しては膨大なトレーニングや継続した研修が必要ないシステムが必要だと感じ、Coupaを開発しています。
使いやすいインターフェースで、直感的な操作ができるのが魅力。複雑なシステムでは、現場作業でシステムを介さないルール違反購入の多発に繋がる恐れがありますが、Coupaなら担当者もストレスなく扱えます。
見積から発注、検収、支払いまで、オールインワンで管理できるビジネス支出管理プラットフォームです。発注から支払までのプロセスがすべて電子化されるだけではなく、ビジネスパートナーが支払完了までの取引状況を随時ポータル上で確認できます。
システム構築者が選ぶサプライヤーやどこかの調査機関が提示するデータは、誰かのバイアスがかかっている可能性があります。あるいは、権威や制度に基づく信頼かもしれません。そうした実情から離れたデータではなく、生きたデータを得るため、Coupaでは「コミュニティ・インテリジェンス」の考えをシステムに導入しました。
サプライヤーに対して5点満点の星の数評価を実施。サプライヤーを検索すると、そのサプライヤーに他社がどのような評価をつけているか確認できます。Coupaを利用している会社の生の声が反映された口コミサイトのような機能です。
さらに、Coupa導入先全体のうちの上位企業での実績値と自社実績値との比較も可能。どこかの機関が提示する基準との比較では分からない、生きた実績基準の比較なので、評価を迷うことがありません。結果的に、購買コストの削減にもつながります。
社名 | クーパ・ソフトウエア 合同会社 |
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設立年 | 2017年4月20日 |
資本金 | 公式サイトに記載がありませんでした |
口コミサイトのようなコミュニティ・インテリジェンス機能により、実際に利用している企業の声や、取引基準が明確に分かる購買システムCoupa。直感的に操作ができるシステムで、時間をかけた導入トレーニングの必要がなく、現場の混乱も生じにくいです。
購買システムは様々なものがありますが、自社の課題に合ったものや、導入実績が豊富なシステムを選ぶのが失敗しないポイントです。導入費用も高額になるケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。
購買管理システムを選ぶうえで、まずおさえておきたいのが導入実績・事例です。ここではネット上に出回っているあらゆる購買管理システムを調査し、導入実例や社名ありの事例を公式HPに記載しているメーカーの製品をピックアップ。導入費用・実績・パンチアウト接続(サプライヤサイトに直接アクセスできる)で比較してみました。(2021年5月調査時点)
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商品名 | 導入費用 (※独自調査による参考値) |
導入実績・企業例 | パンチアウト接続が 可能なサプライヤ |
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SOLOEL | Lightは200万円~ Enterpriseは 1,000万円~ |
600社以上 大阪ガス、オムロン、カネカ、カシオ、神戸市、大京、大成建設、野村ホールディングスなど |
34社 ASKUL、アズワン、Amazon Business、大塚商会、紀伊国屋書店、キングコーポレーション、コクヨ、チップワンストップ、DELL、東京硝子器械、トラスコ中山、ビックカメラ、ミスミ、ミドリ安全、MonotaROなど |
coupa | 1,000万円~ | 2,000社以上 三菱重工など |
ー (要問合わせ) |
SAP Ariba | 3,000万円程度 | ※社数の記載はなし 横浜ゴム、日東電工など |
ー (要問合わせ) |